雨の日

梅雨に入った。今年は六月でこの暑さ。
おかげで遅く植えた芋はのびのび育っている。
農に従事するものとして、環境問題について考えている。
『沈黙の春』に書かれてあることは、全て真実ではないだろう。そこには、エビデンスが間違っていることも多いはずだ。実際そのように指摘されている。
しかし、詩というのは、しばしば人間の認識をこえて、表現されるように、文系的な想像力が、こうした環境問題にも影響を与えている、ともいえる。
 今の時代に、農と関わる形で、文はどのように力を発揮するだろうか。
想像は無駄なことであろうか。それとも地球について考えること自体に意味はあるだろうか。